【回答公開】FXで負ける意味が分からない原因と対策｜勝てない仕組みを紹介

FXはレバレッジをかけて取引ができるので、誰でも少額から参入できるのが非常に大きなメリットです。

しかし、参入障壁が低い分、スキルがない状態で取引をして負けてしまうトレーダーが存在するのも事実になります。

そこで気になるのは、FXで負ける意味が分からない状態を、どのように改善すればいいのか見当もつかないということです。

上記のような悩みを抱えている方は、本記事で紹介しているFXで勝てない仕組みを参考にしてみてください。

本記事では、FXで負ける意味が分からない人に原因を解説するだけではなく、勝てるようになる戦略も併せて紹介します。

【結論】FXで負ける意味がわからないのは基礎が出来ていないから

結論を言うと、FXで負ける意味が分からないのは、基礎が理解できていないからです。

基礎が出来ていないと勝つ方法もわかりませんし、負けた後の分析もできません。

FXは100回取引をして100回全て勝つことはできませんので、負けた時は原因を追求して分析をする必要があるのです。

FXは全ての取引で勝つことはできませんので、負けることもあります。

負けた時に損失を出した理由がわからないと次の取引に活かせないので、同じパターンで再び損失を出してしまう可能性が高いのです。

FXで負ける意味がわからないと言うことは基礎ができていないからなので、基礎を学び「勝った理由」「負けた理由」がわかるようになりましょう。

FXは負けるようにできているって本当？

FXを始めると思うように稼げないと、「FXは負けるようにできるのでは？」と疑問に思うトレーダーもいるでしょう。

しかし、FXは負けるようにできているわけではなく、勝てるようになるまで努力をしていないというのが大きな原因です。

FXは稼げるようになるまで、長い期間が必要だと言われています。

FXで稼げるようになるまでは、上記のような期間がかかると言われています。

もちろん、人によって稼げるようになるまでの期間は異なりますが、数年間はかかるということは覚悟しておいた方がいいでしょう。

結論を言うと、FXは負けるようにできているわけではなく、勉強や検証が足りない場合が多いです。

逆を言えば勉強や検証を行ってスキルを上げていけば、FXで勝てる可能性を上げられる可能性があります。

FXで勝てない仕組みを把握しておけば、どのようなスキルを伸ばせばいいのかわかるでしょう。

FXで負ける・勝てない仕組みとは？

FXで負ける意味がわからないトレーダーは、勝てない仕組みを勉強してみるといいでしょう。

勝てない仕組みを理解すると何を避けるべきか分かるので、FX取引の勝率アップに繋げられます。

FXで勝てない仕組みについて、上記の順番で解説していきます。

仕組み①：メンタルが弱い

FXはメンタルが弱いと、負ける可能性が高くなるので注意が必要です。

以下、メンタルが弱いトレーダーの特徴になります。

エントリーをして損切りラインを設定しても、いつかプラスになると思って損切りラインを下げてしまうトレーダーがいます。

確かに、損切りラインを下げると価格が逆行して利益に転じる可能性もあります。

しかし、大きな損失を出してしまう可能性もあるので、注意が必要です。

他にも、ポジポジ病という、常にポジションを持っていないと落ち着かない状況になることもあるのです。

メンタルが弱いと損失がいつか利益に転じると思い、損切りができず、利益が出ている状態で安心したいがために少額で利確します。

仕組み②：チャート分析が出来ていない

FXはチャート分析ができないと、勝つことが非常に難しいです。

チャート分析とはチャートを読むスキルのことであり、FXで負けないためにも身に付けるべきスキルになります。

チャート分析をするためには、上記の基本的な知識が必要になるので、使えるようになりましょう。

チャート分析に必要な知識がないとFXで勝つのは難しいので、徹底的に勉強をし使えるレベルまで落とし込んでください。

仕組み③：資金管理が出来ていない

FXは資金管理ができないと、勝つことは難しいです。

資金管理は文字通り資金を管理することを言い、損失が出た時に少ない損失で、利益が出るときは大きな利益が出るように計算します。

仮に証拠金が30万円で損失許容率を10％に設定、損切りまでのラインが20pipsだった場合、取引する際のロットは以下のようになります。

上記のような計算式をすると、証拠金30万円から取引する場合の最大損失額を3万円に抑えることができます。

このように資金管理を行うと損失額を決められるので、適切なロット数が算出できます。

資金管理はFXで負けないための第一歩になるので、取引をする前に必ずロット計算を行い資金を守るために管理しましょう。

仕組み④：大きなロット数で取引している

FXで勝てないのは大きなロット数で取引をしている可能性が考えられます。

前章の「資金管理が出来ていない」でもお伝えしたように、資金管理を行わないと、必要以上に大きなロット数で取引してしまう可能性があるのです。

必要以上に大きなロット数で取引を行うと利益が出るときは問題ありませんが、エントリー根拠が崩れた際に大きな損失を出すことになります。

仮に大きなロット数で短期間に利益を出したいのであれば、損失許容率を上げるといいでしょう。

証拠金が30万円で損失許容率を20％に上げて、損切りまでのラインが20pipsだった場合、取引する際のロットは以下のように計算します。

証拠金30万円に対して6万円の損失が出るので、5回連続で負けると全額失ってしまいます。

しかし、保有できるロット数も増やせるので、勝率が高い取引手法でエントリーをすると大きな利益が出る可能性があります。

仕組み⑤：取引している通貨ペアが多い

FXで負けるトレーダーは多くの通貨ペアを監視していることが多いです。

多通貨を、全て正確に把握し丁寧に見ていくのは本当に難しく、見落としも必然的に多くなります。通貨を絞り、方法・局面を極限まで絞る。まずはその一点に集中する事で、とるべき行動もシンプルになり改善点も明確に見えてきます。そこで結果を出すと、その一点だけで他は必要ないことにも気付きます。 pic.twitter.com/YzECEQ5TgW

— M.HASEGAWA (@Fx_Trader_Style) May 3, 2020

多通貨を、全て正確に把握し丁寧に見ていくのは本当に難しく、見落としも必然的に多くなります。通貨を絞り、方法・局面を極限まで絞る。まずはその一点に集中する事で、とるべき行動もシンプルになり改善点も明確に見えてきます。そこで結果を出すと、その一点だけで他は必要ないことにも気付きます。

引用元：X M.HASEGAWA

賢人のデイトレードさんもポストしているように、多くの通貨ペアを監視するとチャート分析が雑になり、エントリーが適当になる可能性があるのです。

FX初心者は取引する通貨ペアを限定して取引をするといいでしょう。

出典先：国際決済銀行 OTC foreign exchange turnover in April 2022

上記の国際決済銀行の調査によると、2022年に取引量が多かった通貨ペアは、「EURUSD」「USDJPY」「GBPUSD」となります。

取引通貨量が多いと値動きが安定しやすくなるので、チャート分析が効きやすくなるのです。

FXで勝てるようになった瞬間5選

FXで勝てるようになった瞬間を5つ紹介します。

勝てるようになったトレーダーには、どのような変化があったのでしょう。

FXで勝てるようになった瞬間を、上記の順番で解説していきます。

勝てるようになった瞬間①：メンタルコントロールができるようになった

FXで勝てるようになるためには、メンタルコントロールができるようになる必要があります。

メンタルコントロールができるようになると、自分が作ったルール通りに取引が可能になるのです。

しかし、メンタルコントロールができないと、利益が出たらすぐに決済、損失が出たら決済できずにズルズル損失が膨らむという事が起きます。

メンタルコントロールができるようになると自分のルール通りに取引できるようになるので、機械的に取引できます。

気持ちに左右されずに取引をすることで、確実に利益を積み重ねていけるでしょう。

メンタルを鍛えるにはデモ口座ではなく実際の資金を投じて取引する必要があるので、少額でもいいので実践してみてください。

勝てるようになった瞬間②：損切りができるようになった

FXで勝てるようになるためには、損切りができるようにならなくてはなりません。

損切りとは、自分の資金を守る行為であり、損切りができないと損失が膨らみ取引に支障が出てしまいます。

仮に10万円の証拠金で取引を始め、損失許容率が10％だった場合、10回連続で負けることができます。

損失額が増えれば保有できるロット数も減ります。

以下、証拠金が10万円で損失許容率を10％に設定、損切りまでのラインが20pipsだった場合、取引する際のロットは以下のように計算します。

上記のように、最初に決めたロット数で損切りできないと、次の取引で保有できるロット数が減ってしまいます。

損切りができないと、

FXで得られる利益は「ロット数×値幅」で算出できるので、損切りをして大事な資産を守る必要があるのです。

勝てるようになった瞬間③：資金管理ができるようになった

FXでは「損切りができるようになった」でお伝えしたように、損切りができるようにならないと勝てるようになりません。

損切りを行うには資金管理ができるようにならないといけないので、「損切りができる＝資金管理ができる」になるのです。

仮に証拠金が50万円で損失許容率を8％に設定、損切りまでのラインが25pipsだった場合、取引する際のロット数は以下のように計算します。

1.6ロット保有して損切りラインの25pipsに到達すると、証拠金50万円の8％である4万円で損切りできることが分かります。

勝てるようになった瞬間④：取引する通貨ペアを限定した

FXで勝てるようになるには、取引する通貨ペアを限定しましょう。

取引する通貨ペアが多い方がエントリー回数が増えてチャンスに出会えると思いがちですが、チャート分析が甘くなるのでおすすめできません。

通貨ペアを限定するとエントリー回数は減りますが、チャート分析しやすくなるので、FX初心者は取引量が多い「EURUSD」「USDJPY」「GBPUSD」を取引するといいでしょう。

取引する通貨ペアを限定すると言っても、取引量が少ないマイナー通貨は値動きが安定しないのでチャート分析が難しいです。

取引する通貨ペアは取引量が多く値動きが安定している方が、FXで勝てるようになります。

上記の2つの条件に合った通貨ペアを選びましょう。

勝てるようになった瞬間⑤：自分が得意な取引手法を確立させた

FXで勝つためには、自分が得意な取引手法を確立させる必要があります。

逆に勝てるようになったトレーダーは、自分が得意な取引手法を確立しているので、エントリーの根拠を持って取引ができるのです。

日足と4時間足のトレンドの方向が一致しており、1時間足が4時間足の押し目、または戻り目を形成している場合、1時間足がトレンド転換したタイミングで取引手法を確立させたとします。

日足と4時間足が同じ方向にトレンドが形成されている状況で、1時間足では高値が抑えられた後にダブルボトムを形成し、ネックラインを割ったタイミングで「買い」のエントリーをしました。

日足と4時間足のトレンドの方向にチャートが動き、結果的に利益が出ました。

取引手法を確立させると、なかなかエントリータイミングが来ないことが分かるでしょう。

しかし、精度や勝率を上げて取引するには、手法を確立させる必要があるのです。

様々な取引手法を試し検証を繰り返して、自分に合った取引手法を見つけてみましょう。

FXで負けてばかりのトレーダーがやるべき対処法

FXで負けてばかりのトレーダーがやるべき対処法を紹介します。

負けてばかりのトレーダーは、上記の対処法を試してみてください。

対処法①：実際のお金で取引をする

FXで負けてばかりのトレーダーは、自分の資金を入金して取引をするといいでしょう、

なぜなら、自分の資金で取引をするとメンタルが鍛えられるからです。

デモ口座でもFXの勉強はできますが、実際のお金で取引をしているわけではないので、メンタルが鍛えられません。

いきなり大きな資金を入金して取引をするのは危険なので、数千円から始めてみるといいです。

XMTradingのような海外FX業者では口座開設をするだけでボーナスが貰えるので、まずはボーナスと少しの自己資金で取引してみるのもいいでしょう。

対処法②：資金管理を徹底する

FXで負けてばかりのトレーダーは資金管理を学びましょう。

資金管理を行うことで適切なロット数で取引できますし、自分の資金を守ることもできます。

適切なロット数で取引をすると損失を抑えられますし、取引手法次第では大きな利益を出すことも可能です。

FXで負けてばかりのトレーダーは損失許容率を2％～5％に抑えてロット計算をしてみてください。

仮に証拠金が10万円で損失許容率を2％に設定、損切りまでのラインが20pipsだった場合、取引する際のロット数は以下のようになります。

計算すると0.1ロットで取引をして損切りラインの20pipsに到達すると、「0.1ロット×20pips＝2,000円」に抑えられます。

対処法③：取引手法を確立させる

FXで負けてばかりのトレーダーは、一度取引を中止して取引手法を確立させた方がいいでしょう。

取引手法を確立していないと適当に取引することになるので、利益を出すには完全に運次第になるのです。

運だけで利益を出すのは至難の業なので、いち早く取引手法を確立させてください。

取引手法を確立させるには、本やYouTube、稼いでいるトレーダーのブログを参考にデモ口座で取引を行ってください。

さらに、検証ツールを活用して取引手法を練習することで、精度や勝率を上げられます。

FX取引は勉強だけではなく検証や練習を行いましょう。

FXで負ける意味がわからないに関するよくある質問

「FXで負ける意味がわからない」に関するよくある質問に回答します。

上記の順番で質問に回答していきます。

質問①：FXで人生終わった人はいる？

はい、実際にFXで人生が終わった人がいるので、取引をする際は注意してください。

以下、FXで人生が終わってしまった人の体験談になります。

投資経験はゼロですがFXバ－チャルデモで僅か半年で 資金が80～100倍になりました
デモをやってみた感じこれは行けると思いこの流れのまま先月で会社を退職
運転資金として消費者金融 に自宅を担保に1000万借りて定期預金解約して500万
退職金が400万、妻の実家の両親から100万の合計2000万で始めます
35歳第二の人生頑張るぞ

皆さんお久しぶりです
三日連続的にロスカットになり資金が完全に無くなりました
消費者金融の方と話しあいましたが分割返済は認められないみたいなので
昨日話し合って妻とは離婚するこ とにしました
娘は妻が引き取ることになります

引用元：2ch

FXで人生が終わった人の例ですが、いきなり大きな資金を投じてFXを始めるのは危険なので辞めましょう。

質問②：FXで負けるのは簡単なのはなぜ？

FXで簡単に負けるのは、メンタルが鍛えられていないからだと考えられます。

メンタルが鍛えられていないと、利益が出ている状況ですぐに利確し、損失が出ている状況で損切りができないトレーダーが多いです。

損大利小の取引を繰り返すと、勝率が高くてもトータルでマイナスになることがあります。

質問③：FXは負けるようにできているって本当？

いいえ、FXは負けるようになっているわけではありません。

FXで負けるトレーダーは、

上記のような原因により、FXで負けてしまいます。

FXは負けるようになっているのではなく、勝つ努力が出来ていないケースが多いです。

質問④：FXトレーダーの9割が負ける理由は？

FXトレーダーの9割が負けるのは、以下の5つの理由が考えられます。

FXは投資だという意識を持って取り組むといいでしょう。

質問⑤：FXトレーダーの9割が負けるのは嘘？

FXトレーダーの9割は負けてしまうと言われています。

しかし、相場環境によっては勝てるトレーダーが増える場合もあります。

質問⑥：FXで負ける確率は何％？

FXで負ける確率は取引手法によってパーセンテージが変わります。

例えば、リスクリワードが高い取引をすれば勝率が低くても、トータルでプラスになるケースがあります。

一方、リスクリワードが低い取引では勝率が高い取引をしないと、トータルでマイナスになる可能性があるので注意しましょう。

FXで負ける意味がわからないに関するまとめ

「FXで負ける意味が分からない」という疑問について詳しくまとめました。

結論を言うと、FXで負けてしまうのは取引スキルがないからです。

負けトレーダーから勝ちトレーダーになるには、FXの基礎を学びチャート分析と資金管理を身に付け、得意な手法を確立させて取引を行ってください。

本やYouTubeだけで勉強するよりは、パソコンでチャート画面を開きながら勉強した方が身に付きやすいです。